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アリーグとナリーグどっちが人気?違いは?ファンを魅了する2つのリーグを徹底比較

些細なクエスチョン

アリーグとナリーグどっちが人気?違いは?ファンを魅了する2つのリーグを徹底比較

メジャーリーグ (MLB) には、アメリカン・リーグ (AL) とナショナル・リーグ (NL) の2つのリーグが存在します。
それぞれのリーグには個性があり、長年に渡ってファンを魅了し続けてきました。
そこで今回は、アメリカン・リーグとナショナル・リーグを徹底比較し、それぞれの魅力を深く掘り下げていきます。

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アメリカンリーグ(AL)

1901年に設立された、比較的新しいリーグです。略称はア・リーグと呼びます。
DH制 (指名打者制度) やインターリーグ戦など、革新的なルールを取り入れることで知られています。

チーム一覧

東地区 中地区 西地区
ア・リーグのチームのオリオールズ
オリオールズ
ア・リーグのチームのホワイトソックス
Wソックス
ア・リーグのチームのエンゼルス
エンゼルス
ア・リーグのチームのレッドソックス
Rソックス
ア・リーグのチームのガーディアンズ
ガーディアンズ
ア・リーグのチームのアスレチックス
アスレチックス
ア・リーグのチームのヤンキース
ヤンキース
ア・リーグのチームのタイガース
タイガース
ア・リーグのチームのマリナーズ
マリナーズ
ア・リーグのチームのブルージェイズ
ブルージェイズ
ア・リーグのチームのロイヤルズ
ロイヤルズ
ア・リーグのチームのレンジャーズ
レンジャーズ
ア・リーグのチームのレイズ
レイズ
ア・リーグのチームのツインズ
ツインズ
ア・リーグのチームのアストロズ
アストロズ

出典:Sportsnavi

ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックス、シカゴ・ホワイトソックスなど、大都市に本拠地を置くチームが多いのが特徴で、東部地域で特に強い影響力を持っています。

代表的な選手

打者

フアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)

次代の第1人者と目されるMLB屈指のスラッガー。
比類なきパワーに加え、優れた選球眼とカウントに関わらず全方向へ打ち分けられる高い打撃技術を持ち合わせており、出塁率と長打率の高さは、25歳にしてMLB歴代最高レベルです。

主なタイトルとして、

  • 首位打者:1回(2020年)
  • シルバースラッガー賞:3回(2020~22年)
  • ベーブ・ルース賞:1回(2019年)

があります。

アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)

身長201cm、体重127kgと、まるで金剛力士像の様な体躯を持った怪物スラッガー。
MLBトップレベルの打球初速でかっ飛ばす豪快なホームランと類い稀なリーダーシップ、そして人品骨柄卑しからぬナイスガイっぷりでファンを魅了します。

主なタイトルとして、

  • 本塁打王:2回(2017・22年)
  • 打点王(2022年)
  • シーズンMVP(2022年)
  • 新人王(2017年)
  • シルバースラッガー賞:3回(2017・21・22年)

があります。

ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)

シルバースラッガー賞(三塁手部門)常連のスイッチヒッター。
175cmと野球選手にしては小柄ながら、パワーとスピードを兼ね備えており、打者としては卓越したバットコントロールにより、どのコースにも対応できます。

主なタイトルは、

  • シルバースラッガー賞:4回(2017・2018・2020・2022年)

となっています。

投手

ジャスティン・バーランダー (ヒューストン・アストロズ)

歴代最多勝利数の投手の一人であり、3度のサイ・ヤング賞受賞者でもあります。

主なタイトルは、

  • 最多勝利:4回(2009・2011・2019・2022年)
  • 最優秀防御率:2回(2011・2022年)
  • 最多奪三振:5回(2009・2011・2012・2016・2018年)
  • サイ・ヤング賞:3回(2011・2019・2022年)
  • シーズンMVP(2011年)
  • 新人王(2006年)
  • ア・リーグチャンピオンシップシリーズMVP(2017年)
  • ベーブ・ルース賞(2017年)

となっています。

シェーン・ビーバー (クリーブランド・ガーディアンズ)

MLB屈指の本格右腕。
伸びのあるフォーシームと変化の大きいナックルカーブ、そして上質のスライダーとチェンジアップを武器に、抜群の制球力で打者を翻弄しています。

主なタイトルは、

  • 最多勝利(2020年)
  • 最優秀防御率(2020年)
  • 最多奪三振(2020年)
  • サイ・ヤング賞(2020年)
  • ゴールドグラブ賞(2022年)

となっています。

マックス・シャーザー(テキサス・レンジャーズ)

『マッド・マックス』の愛称で知られ、サイドスローに近い独特なスリークォーターの投球フォームから、平均93マイル(約150キロ)超のフォーシームと切れ味抜群のスライダー、チェンジアップに加えて、カーブやカットボールを操り、これまで前述のサイヤング賞3回に加え、最多奪三振のタイトルを3回、そして最多勝のタイトルを4回獲得している。

主なタイトルは、

  • 最多勝利:4回(2013・14・16・18年)
  • 最多奪三振:3回(2016~18年)
  • サイ・ヤング賞:3回(2013・16・17年)

となっています。

出典:J SPORTS
※上記の情報は2024年7月時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

プレースタイルと特徴

積極的な打撃

圧倒的な長打力と得点力で、相手をねじ伏せるような攻撃スタイルが特徴です。
積極的にホームランを狙うため、三振が多くなる傾向もあります。
近年は、データ分析を取り入れた戦略的な打撃も盛んになっています。

投手の継投

先発投手の投球回数が短く、中継ぎ投手や抑え投手を多用する継投策が一般的です。
ブルペン陣の厚さがチーム力に大きく左右されます。
近年は、オープナー起用など、より柔軟な投手起用も増えています。

DH制の採用

投手ではなく、打撃に特化した選手(DH:Designated Hitter)を起用するDH制を採用しています。
これにより、打撃力の向上が図られています。
一方、投手の負担軽減や戦略の幅広さなど、DH制には賛否両論があります。

守備の重要性

近年は、攻撃力だけでなく、守備力も重視するようになっています。
特に、アウトフィールドの守備範囲の広さは、ア・リーグのチームにとって重要です。
守備のスペシャリストと呼ばれる選手も珍しくありません。

試合展開の速さ

投手の継投やDH制の影響で、ナ・リーグに比べて試合展開が速い傾向があります。
観客にとっても、よりエンターテイメント性の高い試合を楽しめるようになっています。

データ分析の活用

近年は、データ分析を積極的に活用し、戦略の策定や選手起用に役立てています。
投球内容や打撃データなどを分析することで、試合の流れを有利に運ぶことを目指しています。

選手の個性

ア・リーグには、様々なスタイルの選手が存在します。
パワーヒッター、巧打者、スピードスターなど、見ていて楽しい選手が多いのも魅力です。

地域性

ア・リーグは、アメリカ東部と中西部を中心に構成されています。
都市部が多く、ファン層も比較的若い傾向があります。
ア・リーグのプレーは積極的



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ナショナルリーグ(NL)

1876年に設立された歴史あるリーグで、伝統的な野球スタイルと革新的な取り組みが共存する、独特の魅力を持っています。
略称はナ・リーグと呼びます。

チーム一覧

東地区 中地区 西地区
ナ・リーグのチームのブレーブス
ブレーブス
ナ・リーグのチームのブリュワーズ
ブリュワーズ
ナ・リーグのチームのドジャース
ドジャース
ナ・リーグのチームのナショナルズ
ナショナルズ
ナ・リーグのチームのカブス
カブス
ナ・リーグのチームのパドレス
パドレス
ナ・リーグのチームのメッツ
メッツ
ナ・リーグのチームのレッズ
レッズ
ナ・リーグのチームのジャイアンツ
ジャイアンツ
ナ・リーグのチームのフィリーズ
フィリーズ
ナ・リーグのチームのパイレーツ
パイレーツ
ナ・リーグのチームのロッキーズ
ロッキーズ
ナ・リーグのチームのマーリンズ
マーリンズ
ナ・リーグのチームのカージナルス
カージナルス
ナ・リーグのチームのDバックス
Dバックス

出典:Sportsnavi

シンシナティ・レッズやピッツバーグ・パイレーツ、ルイス・カージナルスなど、歴史ある名門チームが多いのが特徴です。
東部と中部の地域において強力な伝統を持ち、特にシンシナティ・レッズやピッツバーグ・パイレーツのようなチームは、ナ・リーグの歴史と密接に結びついています。

代表的な選手

打者

大谷 翔平(ロサンゼルス・ドジャース)

初めて二刀流としてフルシーズン本格稼働した2021年は、個人によるMLB史上最高のシーズンと評される圧巻のパフォーマンスで、全米のベースボールファンを虜にし、アメリカン・リーグのシーズンMVPを獲得した唯一無二の二刀流スター。
さらに2022年はMLB史上初となる、投打での規定回達成を成し遂げています。

主なタイトルは、

  • 最多本塁打(2023年)
  • シーズンMVP:2回(2021・23年)
  • 新人王(2018年)
  • シルバースラッガー賞:2回(2021・23年)
  • エドガー・マルティネス賞:3回(2021~23年)
  • ハンク・アーロン賞(2023年)

となっています。




ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)

持って生まれたスター性と、野性味あふれるアッパースイングでのフルスイングや、ヘルメットを飛ばしながらの豪快な走塁、さらには「選手は勝負で感情をあらわにすべき」という信条で人気を博しています。

主なタイトルは、

  • 本塁打王(2015年)
  • シーズンMVP:2回(2015・2021年)
  • ナ・リーグチャンピオンシップシリーズMVP(2022年)
  • 新人王(2012年)
  • シルバースラッガー賞:2回(2015・2021年)
  • ハンク・アーロン賞:2回(2015・2021年)

となっています。

ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)

2018年にレッドソックスで、2020年にドジャースでワールドシリーズ制覇を果たした優勝請負人。
走攻守の全てがMLB最高レベル。卓越したバットコントロールと穴のない打撃は完成の域に達している。

主なタイトルは、

  • 首位打者:1回(2018年)
  • シーズンMVP:1回(2018年)
  • シルバースラッガー賞:6回(2016・2018~2020・2022・2023年)
  • ゴールドグラブ賞:6回(2016~2020・2022年)

となっています。

投手

大谷 翔平(ロサンゼルス・ドジャース)

上記に記載しています。

ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)

フィリーズで、アーロン・ノラと2枚看板を形成。
マックス100マイル(161キロ)越えのフォーシームを軸に、ほぼ同速のシンカー、そして切れのあるスライダーとカーブを駆使し、三振の山を築いています。

主なタイトルは、

  • 最多奪三振(2021年)
  • ゴールドグラブ賞(2023年)

となっています。

ダルビッシュ 有(サンディエゴ・パドレス)

年々球種を増やしており、2020年には新球種のスプリーム(スプリットとツーシームの中間)をレパートリーに加えたことで、実戦で使用する球種は11種類(フォーシーム、ツーシーム、スライダー、2種類のカットボール、スプリット、カーブ、スローカーブ、ナックルカーブ、チェンジアップ、スプリーム)に及び、それらを自在に操る予測不可能な投球で三振の山を築いています。

主なタイトルは、

  • 最多勝利:1回(2020年)
  • 最多奪三振:1回(2013年)

となっています。


クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)

2010年代にサイ・ヤング賞を3度受賞。
2011年は、最優秀防御率(2.28)、最多勝利(21勝)、最多奪三振(248)の投手三冠を獲得しました。
また、2014年には、リーグトップの21勝、防御率1.77をマークし、ナショナル・リーグのシーズンMVPに輝いています。

主なタイトルは、

  • 最多勝利:3回(2011・2014・2017年)
  • 最優秀防御率:5回(2011~2014年・2017年)
  • 最多奪三振:3回(2011・2013・2015年)
  • サイ・ヤング賞:3回(2011・2013・2014年)
  • シーズンMVP(2014年)
  • ゴールドグラブ賞(2011年)

となっています。

出典:J SPORTS
※上記の情報は2024年7月時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

プレースタイル

投手中心の戦略

投手の完投や好投を重視し、投手戦術を駆使する傾向があります。
先発投手が長いイニングを投げ、試合を作ることが求められます。
近年は、リリーフ陣の強化にも力を入れています。

守備の重要性

投手中心の戦略に加え、守備の重要性も高く評価されています。
特に、内野の守備範囲の広さは、ナ・リーグのチームにとって重要です。
守備のスペシャリストと呼ばれる選手も珍しくありません。

伝統的な野球

DH制を採用していないため、(2022年以降、ナリーグでもDH制を取り入れています。)投手が打席に立つことも多く、戦略の幅が広がります。
バントや盗塁など、小技を駆使した場面も目立ちます。
近年は、ア・リーグの影響を受け、長打力強化にも取り組んでいます。

試合展開の遅さ

投手中心の戦略やDH制を採用していないため(2022年以降、ナリーグでもDH制を取り入れています。)、ア・リーグに比べて試合展開が遅い傾向があります。
長いイニングを投げられる先発投手や、粘り強いリリーフ陣が求められます。
近年は、試合時間を短縮するための取り組みも進められています。

選手の個性

ナ・リーグには、様々なスタイルの選手が存在します。
パワーピッチャー、技巧派投手、ガッツあふれる守備職人など、見ていて楽しい選手が多いのも魅力です。

地域性

ナ・リーグは、アメリカ東部、中西部、西部を中心に構成されています。
歴史を感じさせる球場が多く、伝統を重んじる傾向があります。
ナ・リーグのプレーは保守的



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アリーグとナリーグどっちが人気?

ア・リーグとナ・リーグ、一概にどちらが人気とは言えません。
人気は、様々な要素によって変わります。

歴史的な人気

伝統的には、ナ・リーグの方が人気が高いと言われてきました。
これは、ナ・リーグの方が歴史が古く、多くの名選手や名監督を輩出してきたためです。
また、ナ・リーグには、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスのような、大物選手や大金持ちオーナーを抱えるチームが多く、話題性も高かったためです。

近年の傾向

近年は、ア・リーグのチームが台頭し、人気も高まっています。
これは、ア・リーグのチームが、積極的な打撃やデータ分析を駆使した戦略で、よりエキサイティングな試合を展開しているためです。

地域による人気

人気は、地域によっても異なります。
アメリカ東部や中西部では、ナ・リーグのチームが人気であることが多いです。
一方、アメリカ西部や近年では、ア・リーグのチームも人気を集めています。

TV視聴率

近年のTV視聴率では、ア・リーグの方がやや高くなっています。
これは、ヤンキースやレッドソックスなどの大都市チームが人気であること、そしてDH制(2022年以降、ナリーグでもDH制を取り入れています)による試合展開の速さなどが理由と考えられます。

個人の好み

結局のところ、どちらが人気かは、個人の好みによって決まります。
展開が早い試合を好む人はア・リーグの試合に、戦術を楽しむ人はナ・リーグの試合に魅力を感じる傾向があります。

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まとめ

アリーグとナリーグは、それぞれ異なる魅力を持つリーグです。
歴史、チーム、選手、プレースタイルなど、様々な視点から比較してみると、より深くメジャーリーグを楽しむことができます。あなたにとってどちらのリーグが人気なのか、ぜひ自分自身で探求してみてはいかがでしょうか?

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