【2024年最新版】英文解釈の技術70と100どっちがおすすめ?徹底比較で自分に合った教材を見つけよう!
英文解釈は、長文読解の土台となる重要な学習項目です。
しかし、どの教材を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、受験英語界で定番の3つの教材「入門英文解釈の技術70」と「基礎英文解釈の技術100」と「英文解釈の技術100」を徹底比較します。
それぞれの教材の特徴、レベル、使い方などを詳しく解説していきますので、自分に合った教材を見つけてみてください。
英文解釈の技術70と100比較 早見表
入門英文解釈の技術70 | 基礎英文解釈の技術100 | 英文解釈の技術100 | |
---|---|---|---|
対象者 | ・共通テスト対策をしたい人 ・中堅大を目指す人 |
中堅大~難関大を目指す人 | 難関・最難関大を目指す人 |
偏差値 | 30~50 | 50~60 | 60~ |
到達レベル | ・高校基礎、入試基礎レベルから共通テスト、中堅大レベルの入試英文が読めるようになる
・英検2級~準1級の英文解釈力を付けることができる ・TOEIC L&Rテストで600~700点程度を目指せる力がつく |
・入試基礎レベルから難関大レベルの入試英文が読めるようになる
・英検準1級に高得点で合格できるレベルの力をつけることができる ・TOEIC L&R700以上の英文解釈力をつけることができる |
・難関大・最難関大レベルの英文が読めるようになる
・TOEIC L&R700後半以上の英文解釈力をつけることができる |
使い方 | ・英文構造の理解 ・長文読解の基礎固め |
・長文読解の基礎固め ・難文読解の理解 |
・長文読解の基礎固め ・難文読解の理解・演習 |
問題数 | 例文70題+演習問題70題 | 例文100問 問題演習100問 | 例文100問 問題演習100問 |
付属音声 | オンライン提供 | オンライン提供 | オンライン提供 |
頁数 | 280ページ | 312ページ | 296ページ |
英文解釈の技術70と100の特徴
入門英文解釈の技術70の特徴
対象者
中学英語~高1英語までの単語・文法の学習を一通り終えている人が対象になります。
でなければ、解説を理解するのに苦労する可能性が高いです。
【入門=簡単ではない】
入門と書いてありますが、演習問題には過去の入試で出題された英文をピックアップしており、本当の入門者にとっては難しい単語が出てくることも多いです。
到達レベル
この1冊を完璧に理解すれば、高校基礎、入試基礎レベルから共通テスト、中堅大レベルの入試英文が読めるようになります。
また、TOEIC L&Rテストであれば700点台程度を取得することが可能なレベル。
英検であれば2級に高得点で合格が狙えるレベル、準1級の合格ラインを狙えるレベルまで到達が可能です。
TOEFL/IELTSのように正しく速読をすることが求められるような試験勉強にも適しています。
使い方
中学校~高校1年生レベルの文法項目を復習しながら、例題を使って英文解釈を学びます。
収録している問題は大学入試問題からピックアップされていますが、中学校~高校1年生レベルの英語をいかに応用し読解していくかを丁寧に解説しています。
問題と解説が見開き1ページに収められており、見やすく使いやすい構成となっているのも特徴です。
オンライン提供での音声付ですので、リスニング対策にも効果的です。
基礎英文解釈の技術100の特徴
対象者
高校英語の単語・文法の学習は一通り終えていて、入試に向けて複雑な長文の構造を完全に理解したい人や例文暗記を徹底的に行いたい人向けです。
中堅大学以上の入試に向けて勉強する人にはぴったりの参考書といえます。
基礎と書いてありますが、一般的に言われる基礎レベル以上の例文が出てきます。
到達レベル
この一冊を完璧に理解すれば、入試基礎レベルから難関大レベルの入試英文が読めるようになります。
また、英検であれば準1級は余裕で合格できる英文解釈力を付けることが可能です。
TOEIC L&Rであれば、700以上の英文解釈力をつけることができるでしょう。
使い方
入試基礎レベルの文法を復習しながら、過去、入試に出題された複雑な長文を読み解くために重要な100のテクニックを集中的に学習します。
難関大レベルの入試に頻出される複雑な構造の英文を図解と丁寧な解説で示されています。
また、オンライン提供での音声付ですので、リスニング対策にも効果的です。
英文解釈の技術100の特徴
対象者
かなり難易度の高い参考書となっており、最難関レベルの私立大学や難関レベルの国立大学、旧帝大などを目指す人たちが対象となりますので、基本的なレベルの解説は省略されています。
そのため、高校英語に関しての基本的な知識は網羅している人が対象です。
到達レベル
難関大学~最難関大学レベルの入試英文が読めるようになります。
具体的には、早慶以上・東大・京大、偏差値70レベルの英語に完璧に対応しています。
この一冊を網羅すれば、どんなに複雑な構造の英文でも必ず読めるようになるでしょう。
使い方
最難関大レベルの入試に向けての総仕上げとして使用しましょう。
難関大レベルの入試に頻出される複雑な構造の英文を図解と丁寧な解説で示されています。
こちらも、入門英文解釈の技術70、基礎英文解釈の技術100ともに音声データがついてきます。